価格暴落の中でのBitcoin Conference

マイアミで開かれた、North American Bitcoin Conferenceでは、いろいろな意見が交換されたようです。

  • 「韓国の動きは、市場の動きを停滞させるだけで、破壊的な影響はない」

  • ビットコイン仮想通貨の動きを止めることは不可能。韓国が仮に禁止したところで、取引が他の国に移るだけだ」

  • 「多くの人がビットコインを買っている。ビットコインが将来世界通貨となることを信じているからではない。その価値が上がると信じて買っている。典型的なバブルだ」


 

https://cryptovest.com/news/south-korean-crackdown-may-slow-but-not-kill-bitcoin/

 

経済大臣「スイスは、仮想通貨国家になるべきだ」

「まだまだ事例も少なく、仮想通貨を規制するには時期尚早ではある、Zug市での今後の活動結果がポジティブなものであるならば、これをスイス全体に拡張することが出来る。」

スイスは中立国であるため、EU加盟国などに比べて、自国の政策決定における自由度が高い。

現時点においては、仮想通貨に対する政府の環境整備という面でのリーダーはまだ定まっていない。スイス、ロンドン、エストニア、日本、などが候補といえるが、ロンドンはBrexitに手いっぱいで、エストニアはEU加盟国なので、ドイツとフランスの意向に影響を受ける。今後数ヵ月の動きに目が離せない。

 

http://www.trustnodes.com/2018/01/19/switzerland-become-crypto-nation-says-minister

 

地域仮想通貨が続々発行、地方の救世主となるか?

そういえば、19年前に地域振興券というのがありましたが、印刷や発行、管理や配布、決済に手間とコストがかかりました。

仮想通貨はブロックチェーン技術で通貨の発行・運用が低コストで実現できるポテンシャルがありそうですね。

東京はメキシコ、大阪はポーランド、宮城はベトナム、北海道はナイジェリア、沖縄はウルグアイと同じくらいのGDPだと言われています。
道州制レベルで考えた場合でも、首都圏と九州や四国ではGDPに開きがあります。

いろいろ地域で仮想通貨が発行され、変動相場で取引できるようになると、地方創生につながりやすかったりしませんかね。

フィンテックが進みますと、1つの商品で複数の地方通貨の決済できるようにするのは、簡単にできるように思います。

ICO研究室でも研究してみてもいいかもしれませんね。

 

https://www.sbbit.jp/article/cont1/34465

メタップス、深夜に決算発表 仮想通貨イーサリアムは価値5倍も時価評価せず

『お金2.0』筆者である佐藤さんのメタップス決算発表は、いろいろなことを考えさせられますね。

ドルや他の国の法定通貨は時価評価になりますが、仮想通貨は時価評価しないようですね。
仮想通貨と法定通貨にはまだ大きな隔たりがあるということなんですかね。

これを見て余剰資金を仮想通貨として持てばいいという発想の企業は増えそうですし、上場企業の決算で仮想通貨を持っていることで、株価に影響したりする企業が増えそうですね。

余剰資金があるために、ICOをあえて利用しトークン負債を利用する企業も増えたりするんですかね。

 

https://dialog-news.com/2018/01/15/metaps/

仮想通貨規制、国ごとではなく世界規模で行うべき=独連銀理事

この発言ビットコインの下落になったようですね。

簡単に国境を超えていく仮想通貨は統一通貨的な発想が必要なんだと思いますが、中国を始めとする各国の動きを見ていると、それぞれの国の思惑が違うので現実的ではないかもしれませんね。

国連の状況を見れば、いかに難しいのかわかるかと思います。

 

https://jp.reuters.com/article/bitcoin-regulations-germany-idJPKBN1F42R5

ビットコイン発行限度枚数の80%がマイニング済みに

相場に翻弄されないビットコインの価格や仕組みを、考える上で本質的な内容です。

もう80%も採掘されている!これからマイニングしても・・と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、希少価値はどんどん高まりマイニング報酬は少なくなっていきますので、報酬が大幅に下がらないと予測されています。

ちなみに今のマイニング報酬は12.5ビットコインですから、1ビットコイン130万で計算すると約1625万円です。

2033年でほぼ採掘され、最後のビットコインが採掘されるのが。2140年だと予測されています。
そして、上限枚数にたっすると取引手数料をマイニングの報酬として、受け取る仕組みになっています。

https://coinchoice.net/btc_80mining_issue/

仮想通貨ビットコイン百万円割れ

当研究室ではアビトラージモニタリングをおこなっていますが、ここ最近は値幅が落ち着きつつあります。

明らかに年末の下落時とは様子が違うように思います。

これは市場規模が大きくなるとアビトラージは落ち着くと言われていますが、世界最大のデリバティブ取引所のCMEで先物が始まって1か月経ちますので、資金流入が大きくなったからかもしれません。

今回の下げ幅40%の下落は確かに大きいのですが、10日ほど前にはアビトラージで80万ほどの差がありました。
これは当時の価格180万の44%にあたりますので、そう考えると今回の下落は驚くことではないのかもしれません。

ビットコインは急激に上がり、仮想通貨のメリットである送金の手軽さ、安さは置き去りなり、通貨としてよりも金融商品としての要素が強くなってしまいました。

価格が下がったのをチャンスにトランザクションや送金手数料の改善を行い、決済手段として使用できる通貨になったりしませんかね。

難しいでしょうけど・・・。

https://this.kiji.is/326179412743177313