仮想通貨投資、各国が相次ぎ警告 市場拡大で規制強化求める声も

ビットコインや他の仮想通貨の市場が今年の初めの、約170億ドルから約35倍の約6000億ドルに急に膨らんだことで、各国の金融当局は懸念しているようです。

シンガポールでは、最近の急騰でビットコインや仮想通貨への投資に興味を持っている国民がいることを懸念しているようですし、デンマーク中央銀行の総裁も18日、国民は投資を避けるべきだと発言したりしています。

また、租税回避や犯罪に使用される懸念から、欧州主要エコノミストの大多数が仮想通貨市場の規制強化に賛成しているようです。

欧州連合(EU)各国と欧州議会は15日、ビットコインなど仮想通貨のマネーロンダリングやテロ資金調達を防ぐための規制強化には合意しましたが、それ以外の規制策は打ち出していないようです。

日本では、麻生金融担当相が19日、ビットコインについて法定通貨のようになり得るか証明されていないと指摘し、取引を規制すべきか様子を見たいと述べています。

 

https://jp.reuters.com/article/singapore-cenbank-cryptocurrencies-warni-idJPKBN1EE082