ブロックチェーンで検閲回避、中国「#MeToo」 北京大セクハラ問題

北京大学教授のセクハラ行為について#MeToo活動を始めた女子学生ら活動家に対し、大学が圧力をかけて、ソーシャルメディアの関連書簡を削除しました。
いつもの中国ではここで終わるのですが、活動からはイーサリアムプラットフォーム上にその書簡を登録され、「残忍な独裁政治に対抗するためのテクノロジーの正しい使い方」「歴史的瞬間」といった数多くのコメントが集まったようです。

ブロックチェーン技術を使えば、暗号された分散台帳のため、改ざんは事実上不可能のため削除することができません。

中国政府はファイルを特定し、グレートファイアウォールを使い、ファイルにアクセスさせない方法はとれます。
しかし、ブロックチェーンの膨大なデータからファイルを特定するのには時間がかかりますし、その間に新しく登録されることが可能なため今までのような情報統制は不可能に近い状態になります。

今回の事件はブロックチェーン技術が、中国の国の仕組みとあり方を根底から変えてしまう力を、持っている事例になるかもしれませんね。

中国政府はどうするんですかね。

 

 

http://www.afpbb.com/articles/-/3173312

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