スイス・ツーク市、ブロックチェーンを活用した投票を試験

ブロックチェーンによるエコシステムがたくさん立ち上がっていますが、行政の世界も例外ではないようです。
スイスのツーク市ではイーサリアム上の個人情報管理アプリケーション「uPort」を使って、市民投票の実証実験が行われるそうです。

ブロックチェーントランザクションが遅く、商用利用において普及しづらい部分もありますが、投票は日常の商取引と異なり、処理スピードの遅さはさほど問題にならないように思います。

それよりもブロックチェーンのメリットである情報の透明性や公平性の高さ、そして開票作業や投票所設置などが必要ない低コストの方が大きいと言えそうですね。

ツーク市のブロックチェーンに対する政策の影響もありますが、行政利用の社会実験は人口3万人というのもやりやすい規模なのかも知れません。

昨年、高知県の人口400人の大川村では、村議会の存続自体が危ぶまれたりしました。
日本では高齢化が進み、将来人口減少が言われ、小さな政府を目指す必要があるように感じます。

日本の地方自治体はスイスのツーク市のように、ブロックチェーン技術をもちいた社会実験を、試みる時期に来ているのかもしれませんね。

将来、ブロックチェーンを用いた議会制民主主義のエコシステムに、なったりするのかもしれません。

ICO研究室もどこかで社会実験に参加してみたいです。

 

ちなみに「Crypto Valley」と呼ばれ、ブロックチェーンの世界的な拠点であるツーク市から行われたICOは、世界の4分の1がここから行われたといわれています。

ツーク市に行ってみたいなぁ・・

 

https://btcnews.jp/4bdsvyal16619/

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https://www.ico-japan.com/