LINEがブロックチェーンを活用した「LINEトークンエコノミー」構想を発表

LINEのトークエコノミーと聞くとどうしてもTelgramと比べてしまいます。
同じSNSメッセージアプリからのアプローチなのですが、トークンエコノミーへのアプローチは全く違うように思います。

 

LINEはいくつものサービスを提供し、プラットフォーム化する従来の延長線上にあり、トークンエコノミーを自らのサービスに取り込もうとする意向がつよいように思います。

かたやTelgramはパーソナルユーザの立場に主を置き、トークンエコノミーに強いSNSコミュニティを目指し、ユーザ拡大を進めているような感じですかね。

telgramが送金が早く、手数料の安いトークンを出せば、送金受け取りユーザを世界的増やし、ユーザ数を一気に伸ばすことができるように思います。
TelgramはICOにて約2000億円を調達したので、仮想通貨普及後の世界に向けて、Telgramユーザの拡大とそのあとのサービス形態を最適化していこうとしているように思えます。

LINEもその可能性はあるのですが、取引所を介さずにスマホ同士で送金できる現状を考えると、送金においてのBITBOX取引所の存在はプラスとは言えないように思います。

もちろん、BITBOX取引所は既存ユーザへのサービス充実としてはプラスでしょうが、LINEユーザ拡大にはあまりプラスに働かなかったりしませんかね。

LINEはアジア4カ国市場に特化し、他のメッセージアプリの棲み分けの方向でしたが、『お金を送ること=メッセージ』と考えてみれば、もう一度シェアの再編が起こるように思います。

毎日使っているLINEアプリには頑張って欲しいです。

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