断片化されたVR市場、CEEKはブロックチェーン技術で解決普及させようとしている

VR普及において大きな障害となっているのが、各VRメーカー(ハードウェア)に依存するVRフォーマットです。
共通フォーマットがないため、他のVRハードウェアで見れるようにするには、APIを使った開発や移植作業が必要となっており、どんなにすばらしいVRコンテンツでも普及の大きな障害となっています。

VR業界の大手CEEKが進めている「OpenXR」は、どのメーカーのVRハードウェアでも見ることが、出来るVRハードウェアとコンテンツのためのクロスプラットフォームであり、多くの開発者も消費者もアクセスすることができるようになるそうです。

また、オンライン音楽や違法ダウンロードの解決法を提供するだけでなく、アーティストが制限なくバーチャルチケットやコンサートのバーチャル商品を販売することを、ブロックチェーン技術により可能にするプラットフォームだそうです。

将来的にはスティーブン・スピルバーグの映画「Ready Player One」のように、壮大な世界観を持ったVRコンテンツが共通フォーマット上で多くの開発者により開発され、その中でCEEKトークンを使って商品やサービスを交換ができるような感じを想定されているようです。

VRやARのコンテンツ自体をブロックチェーン上で開発する発想は、多くの開発者が参加できるため、現実以上の壮大な世界観を構築しやすく、多くのコンテンツを統合されたフォーマットで結びつけることが出来るかも知れませんね。

 

https://techwave.jp/archives/ceek-brings-solution-to-a-fragmented-vr-market.html

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