不動産情報の共有にブロックチェーン、実証の成果を受け団体設立へ

ICO研究室にも不動産業にとても詳しい研究員がいます。
昨日もICO研究員の勉強会だったのですが、そこでも不動情報とブロックチェーンの活用方法についてが、話題にあがりました。
不動産業界は不動産屋同士の物件の共有化が進んでいるわりには、不思議とフェイスブックAmazonのような大きなテック企業が出てきていない状況です。

ひとつはレインズという不動産事業主向けの事業者向けツールが一般的に公開されていないこと、入力が不動産業に限定されていることが原因で、他の使用用途である地図情報会社や物流会社などのデータと共有出来ない部分が大きいかと思います。

不動産情報コンソーシアム(仮称)では不動産会社、物流会社、電力会社などが共通で使えるデータベースを構築し、履歴を含めて一元管理する「共有プラットフォームDB」をブロックチェーン技術を利用し、構築し運用するようです。

実現すれば、このデータベースを使って、新しいサービスがどんどん生まれてくるように思います。

銀行のシステム統合もそうですが、ブロックチェーン技術は既存システムとレイヤーが違うため、既存システムを活かしながら、統合できるメリットがあります。

これにより、世界的な不動産テック企業が出てくるかも知れませんね。

https://crypto.watch.impress.co.jp/docs/event/1136116.html

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