中国仮想通貨界による日本円ペッグ通貨発行によるその弊害とその対応

ステーブルコインの懸案事項は、ICO研究室でも講演やこのサイトで何度か触れた事があり、当研究員の何人かは、日本でのマイクロペイメントの動向よりも、今後の日本経済に大きく影響すると見ている研究員もいます。

講演や勉強会では記事よりも少し踏み込んだ内容で「日本の法定通貨『円』のペッグ通貨を日本ではない他の国で発行され、その仮想通貨に金利が10%付くとすれば買いますか?」「そうなった場合、どんな影響が想像できますか?」と聞いてみています。

当然、日本にもJコインやMUFGコインのような「円」とのペッグ通貨がありますが、海外で「円」と連動するペッグ通貨を発行できることは、テザー疑惑(同額の米ドル準備金がない疑惑)のような状況を海外で生み、「円」のコントロールが日銀ができない可能性を作ることになります。

規模によりますが為替や経済への影響の可能性も0ではありません。

悪意を持った運営をすれば、経済テロのような状況を引き起こす可能性さえあるように思います。

日本では通貨偽造の罪は国益に関わるため、他の罪よりも量刑を重くしていますが、海外での「円」のステーブルコイン発行は合法的にその効果に風穴を開けてしまったようにも思えます。

このようなリスクがあるため、中国のように仮想通貨禁止みたいな話になりやすいのですが、トークンエコノミーの恩恵を失うことにもなりかねないので、出来れば「円」へのステーブルコインの規格を早く決め、JコインやMUFGコインによる実施を早めるべきかと思います。

今のように仮想通貨関連規制の整備がゆっくりと進む日本では、国内からの競合が出にくく海外からの参入しやすい側面があるので、はやめに規制を示すことが必要だと思います。

 

https://jp.cointelegraph.com/news/cointelegraph-japan-fast-news-1

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