ブロックチェーンがブレグジットの解決策?英財務相の発言にFTが猛反論

イギリスのEU離脱期限が2019年3月までに完全に離脱する予定ですので、この時期からイギリスのEU離脱に伴うニュースが増えてきそうですね。

イギリスがEU離脱することで、ヨーロッパの中枢マーケットとしての地位陥落やロンドンからのEU拠点企業の撤退など、混乱は計り知れないものがあると言われていますので、残念ながら不安になるようなニュースが増えると思われます。

また、EUに加盟しているアイルランドと国境を接する北アイルランドとの間のハードボーダーなど難しい問題となっています。

そんな中、「ブレグジットのためのブロックチェーン」というブエロックチェーンによる円滑な審査とトレサビリティを使えば、数十億ポンド節約できる提案を使って、ブレグジット後の混乱を収める案が出てきています。

この提案がアイルランド北アイルランドでの問題を解決するとは、いまいち理解ができていないのですが、この貿易に関する「ブレグジットのためのブロックチェーン」でのブロックチェーン技術は、ブレグジットだけではなく、すべての国同士の貿易に効率化と共に密輸を防ぐことにもつながる技術なのは間違いないと思われます。

話を北アイルランドに戻しますと、アイルランド北アイルランド間の国境問題は、イギリスは難色をしましていますが、EUから提案されている、北アイルランドを離脱後もEU法・ルールに合致させ、EUとの共通地域とする案なんですかね。

北アイルランドは英国領の中でも自治、独立意識が高い民族ですので、EUとイギリスとの共通地域としての地域仮想通貨を作るような流れになると、国家と密な関係にある通貨を持つことになり、北アイルランドは独立への近づくようになるようにも思います。

1970年代の民族紛争のようなことにはならないことを願いつつ、2019年以降も北アイルランドの動向を注目したいと思います。

 

https://jp.cointelegraph.com/news/blockchain-may-resolve-irish-border-brexit-problem-hammond

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