7月〜9月のICOは「全体的に絶望的」=ICO調査レポート

7月〜9月のICOプロジェクトは597ありますが、4月〜6月の調達金額9350億円に比べ、2030億円の48%減と大幅に下がった。

また、7月〜9月ではICOプロジェクトの57%は1120万円以上を調達できなかった。

原因は米証券取引委員会(SEC)が6月にビットコインは証券とみなされないが、多くのICOトークンは証券とみなされると指摘していたことが挙げられる。

また、7月〜9月のICOプロジェクトの76.15%がアイデア段階のもので、4月〜6月よりも18.72%増加しています。

いわゆるスキャム(詐欺)疑いが高い、資金調達後に消滅したプロジェクトは、金額ベースで全体の3%の約70億円にのばっている。

これらの結果を踏まえると、失敗しないICOを投資を考える上で下記のポイントをチェックする必要がありそうです。

・アイデアだけのプロジェクトはなるべく避ける
実態があるかどうかをSNSコミュニティやGithubで確認する

・投資収益目的の比率を下げ、プロジェクトのビジョン目的に共感出来るものにする

ICOプロジェクトを実施する国のICO規制を確認する

・メンバーを確認し、メンバーが実在するか、本当に関わっていることを確認する
また、そのメンバーがプロジェクトを遂行するスキルがあるかを確認する

ICOプロジェクトメンバーに質問し、反応をみる

・資金分配がホワイトペーパーに明記されている
ロードマップの各ステージにおいて、コミットがあり資金ロツクアップを採用していか

・ホワイトペーパー及びICOサイトの翻訳レベルで投資家を大切に扱うかどうかを図る

トークン発行枚数の比率
保有枚数に対して、50%以上の売出しは疑うべき

・事業が適切に誠実に執行されているかを監査する体制

まあ、一番安全なのは無料でトークンを配布しているAirdropから、始めるのがリスクもっともが少ない投資となります。

トークンセールのプラットフォームとして、イーサリアムが83.75%を締めています。

このことから、ICOプロジェクトが運転資金化にする時に、もっとも売却されるのがイーサリアムであり、市場は影響を受けやすいとも言えますね。

https://jp.cointelegraph.com/news/ico-performance-in-q3-2018-saw-overall-disappointment-study-shows

 

『当コンテンツはICO研究室のサイトから情報の提供を受けています。更新情報がある場合がありますので、興味がある情報はICO研究室のサイトをご確認ください。
https://www.ico-japan.com/