米チェイナリシス、監視対象の仮想通貨を10種類へ拡大

ブロックチェーン上の不正取引の追跡に定評のあるチェイナリシスですが、その監視対象としてBTCやETH、BCH、LTCなどに加え、ジェミニ・ドル(GUSD)やテザー(USDT)、バイナンスコイン(BNB)などが追加されたとのことです。

監視対象の種類を拡大したことについてチェイナリシスは、今後『世界規模の仮想通貨規制』により、取引所や金融機関はブロックチェーン上の取引監視の自動化を要求されるとみられ、それへのサポートだと説明しています。
チェイナリシスの共同創設者ジョナサン・レビン氏は「仮想通貨業界における国際的な規制は、真にボーダレスの金融システムが主流になる過程においては避けられない」と述べました。

そのチェイナリシスですが、日本を含むアジア地域でのビジネス展開を進める狙いがあるらしく、来年以降に日本でオフィスを開設する計画が出ています。
彼らは今月、三菱UFJイノベーション・パートナーズとSozoベンチャーズから600万ドル(訳6億7000万円)、今年2月にAccelなどから3000万ドルの資金調達に成功しているようです。

https://jp.cointelegraph.com/news/blockchain-intelligence-firm-chainalysis-expands-monitoring-tools-to-cover-10-cryptos

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