自転車盗難問題解決のためのリソース

日本では、3分毎に1台の自転車が盗まれています。
高額な電動自転車などが普及してきたこともあり、自転車の盗難は深刻な問題です。
私のように自転車通勤をしている者にとっては、個人的にも深刻な問題です。
そして、盗まれてしまった場合に被害届を出すのは手間が掛かりますし、そこから検挙に至るのは16件に1つに過ぎません。
(警視庁平成30年分犯罪統計資料より計算)

オランダでも自転車の人気は高く、人口の84%が保有しています。
このオランダの道路交通局(RDW)とIBMが、ブロックチェーン・プラットフォーム「Bike Blockchain(バイク・ブロックチェーン)」を開発しました。

所有者が自転車を登録すると、位置情報や所有者情報が送信されます。
その自転車が盗まれた場合にアプリケーションを使って報告すると、警察や保険会社などに通知されます。
警察用のアプリは、盗まれた自転車の情報を開示して、盗難報告の確認と事務処理を行うのを助けます。
保険会社用のアプリでは、保険が掛けられているか、施錠されていたか、警察が盗難報告を確認したかを確認し、所有者に補償を受ける資格があるかどうかを検証します。

届け出や確認を合理化し、コミュニケーションの仲介をブロックチェーンが行うことで不安を払拭することが、盗難への抑制にも繋がるという取り組みです。

チェーンロックをしていたにも関わらず自転車を盗まれたことがあるのですが、こちらのチェーンだと、どうだったでしょうか。

あのIBMがヨーロッパの自転車盗難問題解決のためにリソースを提供 - 【2019年最新情報】ブロックチェーンビジネス・メディア【技術開発ニュース・業界別の活用事例・レビュー】

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