チョコバーを4本食べるとカカオの木が1本植えられる

チョコレートの原料であるカカオ豆は、南米、アフリカ、インドネシアなどで年間約500万トンが生産されていますが、店頭での販売価格のわずか3%しか生産者の手には渡らないため、生産している農家の生活は困窮しています。

そこで、オランダのNGO団体・FairChain Foundationが国連開発プログラム(UNDP)と提携して開発したのが、チョコレートバー「The Other Bar」です。

購入した人がパッケージにあるトークンをスキャンすると、カカオ農家にトークンが届きます。
農家は、チョコバー4本分のトークンでカカオの木1本を購入できます。
この木で、2,700円分のカカオ豆が生産されます。
農家に支払われた金額やカカオの木が植えられた位置は、ブロックチェーン技術によってチョコバーの購入者も確認することができます。

遠い熱帯地方で作られるカカオですが、ブロックチェーンを通じて生産者と消費者の距離を縮めることもできるのですね。

ブロックチェーン活用でカカオ農家を直接支援できるチョコレートバー「The Other Bar」 | 世界のソーシャルグッドなアイデアマガジン | IDEAS FOR GOOD

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