新型肺炎で危機のイタリア赤十字が仮想通貨で募金活動

新型肺炎(COVID-19)が流行しているイタリアの赤十字が、仮想通貨での寄付を募るキャンペーンを3月12日に始めたところ、3日で当初の目標金額1万ユーロ(約129万円)を達成しました。
さらなる医療体制拡充のために、追加の募集も始めています。

イタリアでは3月17日時点で約3万1千人が感染し、死者も2500人を超えています。
イタリア赤十字コッリ・アルバーニ委員会のピエトロサンティ委員長は、「ビットコインのような革新的な資金調達ツールが、この歴史的な危機に際し、入手困難かつ必要な経済的資源を獲得するのに役立つと信じている」と述べています。

感染者が1000人を超えたオランダの赤十字でも、仮想通貨での寄付を受け付けています。

募金活動に対して不安を感じる要因は、寄付したお金が正しく使われているのか分からないことでした。
取引が公開されていて透明性の高い仮想通貨では、お金の流れを誰でも確認できるため、不正が起きにくい仕組みを作ることができます。
仮想通貨を用いた募金活動は、今後も増えていくと思います。

欧州の赤十字、新型コロナウイルス対策で仮想通貨でも寄付募る 〜イタリアとオランダ「医療設備充実に使用」

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