宇宙ゴミ問題の解決は目視とブロックチェーンで

地球の上空には4,500トンものゴミが漂っています。

地球の衛星軌道に浮かぶ人工衛星は増加の一途を辿っており、それに伴って、宇宙ゴミスペースデブリ)も増え続けています。
衛星同士や宇宙ゴミとの衝突は、将来の宇宙開発だけでなく、現在使用している技術にとっても脅威となります。

ブロックチェーン開発企業コンセンシス(ConsenSys)が、イーサリアムベースのオープンソースの衛星追跡アプリケーション「トゥルーサット(Trusat)」を開発して、この問題に取り組んでいます。

まず、人工衛星の正確な位置の記録と、軌道を計算するソフトウェアの検証が必要です。
アプリのユーザーが夜空を観測して得た衛星の情報をブロックチェーン技術で記録することで、改ざんされたものではないと信頼できる記録が集まります。
複数の地点からの観測記録があれば、衛星の軌道を割り出すことができます。

宇宙インフラを守る技術も、まずは目視での観測からなのですね。

ブロックチェーンでスペースデブリに挑む 米コンセンシスがイーサリアム基盤の衛星追跡アプリ「Trusat」発表【ニュース】
ブロックチェーン開発企業 コンセンシスは22日、 イーサリアムベースの衛星追跡アプリケーション「トゥルーサット(Trusat)」を発表した 。イーサリアムブロックチェーンを使い、地球の軌道上での宇宙ゴミスペースデブリ)問題に取り組む。 ...



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