ブロックチェーン導入で更なる成長を目論むニトリ

家具大手のニトリが、ブロックチェーンを使用した新システムを稼働させて、物流のプラットフォーマーへの事業展開を目論んでいます。

ブロックチェーンを採用した狙いは、紙伝票の撤廃、運送会社との情報共有の強化、積載率の向上の3点です。
紙伝票を撤廃することで、紛失、誤記のリスクをなくせます。
情報共有の強化によって、個々がどんなスキルを持っているかを共有して人員配置を最適化できます。
そして、提携先との共同管理が可能なブロックチェーンを活用することで、トラックの空荷状態を減らして積載率を向上できます。

ニトリの物流を担っている子会社のホームロジスティクスは、550以上の店舗や拠点間の輸送、個人宅への配送、家具の設置を行っているだけではありません。
ニトリ以外にも物流を提供しており、年間20億円ほどの売上があります。
この外部への売上を、2030年までに数百億円規模に伸ばすことを目指しています。

ブロックチェーンによって、ニトリは中小の運送会社を束ねる企業となるのでしょうか。

家具最大手ニトリ、ブロックチェーン活用デジタル物流システムを今秋稼働か=日経新聞

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