ロケット打ち上げも商売も現実世界と仮想世界の両方で

アメリカの実業家イーロン・マスクが設立したスペースXは、5月30日に有人宇宙船「Crew Dragon(クルードラゴン)」を打ち上げたのに続いて、その4日後の6月4日には高速インターネット通信衛星Starlinkスターリンク)」を打ち上げました。

5月の打ち上げは9年ぶりの有人宇宙船打ち上げだったこともあり、現実世界だけでなく仮想世界でも中継されていました。
イーサリアムのスマートコントラクトを利用して構築された3D仮想空間で土地開発を行うゲーム「Decentraland」 (ディセントラランド)です。
独自の仮想通貨MANA(ERC-20トークン)を利用して土地を購入し、様々な施設を立て収益を上げることも可能です。
トークンは法定通貨に変換することも可能なため、現実世界での収入源にもなります。
そのため、収益を上げやすい場所にある区画では、数百万円相当の価格が付いた土地も散見されます。

仮想のゲーム空間で収益を上げる人々は増加しています。
Decentralandに類似したゲーム「Somnium Space」(ソムニウムスペース)では、10週間で47万ドル(約5000万円)もの土地が販売されました。
こちらもイーサリアムブロックチェーン基盤に構築されており、ソニーと提携することで仮想空間でのeコマース、エンターテイメントなどの収益化が可能になっています。

現実で夢のプロジェクトが実現する一方で、仮想空間がどんどん現実的になっていくような気がします。

スペースXの打ち上げイベントを仮想世界で イーサリアム上の3D仮想空間Decentraland
5月30日、イーロン・マスクが設立したスペースXが、米国フロリダ州で9年ぶりの有人宇宙船を打ち上げたことを受け、バーチャル世界でスペースXの打ち上げイベントが行われた。…



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