=?ISO-2022-JP?B?GyRCN0RYZkJnJCw9Ij8mM2hGMCRLJVYlbSVDJS8lQSUnITwlcyRyRjNGfhsoQg==?=

2019年、就職情報サイトの運営会社が学生の個人データを無断で企業に提供していたことが問題になりました。

この就職活動にブロックチェーンの技術を活用する実証実験を慶應義塾大学が行います。
トレーサビリティ機能に暗号技術などを組み合わせて個人情報を保護することで、企業が勝手に情報を引き出すことはできず、学生側がコントロールするようになります。

学生側のメリット

  • 開示先・開示範囲・開示期間を自ら選択できる

  • 教員、先輩や友人など、周りの人からの客観的な評価を企業に開示することができる

  • 開示不要となった記録を消去することができる


企業側のメリット

  • これまで得られなかった学内外での評価や授業内での発言などを活用して、潜在的な優良人材を発見できる

  • オンライン面接など接点が制限される環境において、学生の能力や特徴を深く知ることができる

  • 個人情報の許諾作業や管理、廃棄が不要となる


ことし12月から5000人の学生に情報の入力を始めてもらい、参加する大学や企業を増やしていく計画です。
既に三菱UFJ銀行SOMPOホールディングス住友生命保険の参画が決定しており、年内に20社まで広げる計画です。

慶応大が就職活動にブロックチェーン導入、国内初の試み

『当コンテンツはICO研究室のサイトから情報の提供を受けています。更新情報がある場合がありますので、興味がある情報はICO研究室のサイトをご確認ください。
https://www.ico-japan.com/