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中国では、中国人民銀行中央銀行)発行のデジタル通貨・電子決済プロジェクト(デジタル人民元/DCEP)の試験運用が既に始まっています。
東南部にある蘇州市では、公務員の給与の一部がデジタル人民元で支給されました。

2020年4月には、デジタル人民元に対応するウォレットの整備・開発が完了し、店舗や給与支払いでの試験運用を開始すると報じられていました。
中国人民銀行は、少額の小売トランザクションのテストが成功してから段階的に規模の大きいテストに移ることも公表しています。
運用で進捗が見られたことで、他の試験結果も徐々に開示される可能性があります。

8月29日、国有4大商業銀行の一行である中国建設銀行(CCB)が展開するモバイルアプリで、デジタル人民元のウォレット機能が一時的に利用できるようになりました。
現在は使えなくなっていて、「この機能は一般の方にはまだ公式に利用可能となっていません」というメッセージが表示されるのみです。

中国人民銀行の指示の下、国有4大商業銀行は、それぞれウォレットを開発して内部テストを行ってきました。
公式にサービスが一般公開されるのがいつなのかは不明ですが、準備は着実に進んでいるようですね。

デジタル人民元で給与受け取る 中国の地方公務員で初事例

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