米CIAが新技術の研究所を設立、費用はどこから?

アメリカの中央情報局(CIA)が、新たな研究開発部門「CIAラボ」を設立しました。
ブロックチェーン技術も研究対象です。
これまで連邦捜査局(FBI)、内国歳入庁(IRS)、麻薬取締局(DEA)がブロックチェーンや仮想通貨の追跡ツールを外部企業と開発してきましたが、遂に政府機関内部での研究開発です。

研究開発を行うのには、差し迫った理由もあります。
それは、収集するデータの量です。
軍事組織や諜報機関は、無人偵察機(ドローン)で使われるような多くのセンサーを扱っており、CIAの独自センサーは、1秒間でも大量のデータを吸い上げます。
このため、比較的サイズの小さな低電力センサーに大規模な計算能力を備えることが課題で、データ分類機能などが求められます。

CIAラボは、政府の他の研究部門とも緊密に連携して、民間部門や学界があまり行わない基礎的で費用のかかる研究を行います。
その費用はどこから……?
――ご心配なく!
CIAラボでは、最先端のテクノロジーを組織内で開発し、その成果から利益を得ることも目的としています。
自分たちが開発した知的財産について公開特許を申請し、商品化により特許収益を得ます。

大統領直属の諜報機関といえども、収益のためには自ら商品開発です。
……イメージと違いますか?

米CIAが新技術の研究部門を設立、ブロックチェーンも対象

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