カプコンへのサイバー攻撃から1ヵ月、新たな情報流出?

ゲームソフト大手・カプコンサイバー攻撃を受けてから、1ヵ月が経ちました。

不正アクセスによるシステム障害が発生して社内のネットワークが一部停止したのが、11月2日。
企業や組織の機密情報を盗んで金銭を要求するサイバー犯罪集団が、機密情報を流出させない見返りに11億円分のビットコインを要求していることと報道されたのが、11月10日です。
11月20日には、ロシア企業のデジタル署名が付与されることで安全性が偽装されたことと、その周辺の12ヵ国の言語が設定されたPCでは感染しないようになっていたことが判明しています。

手口としては、遠隔操作ウイルスなどで企業のネットワークに侵入し、機密情報となるデータを抜き取った上でランサムウェアを送り込んでPCやサーバのデータを暗号化します。
機密情報の公開中止と暗号解除の2つと引き換えに、追跡されにくい仮想通貨で身代金を要求します。
この「二重脅迫」と呼ばれる手口に、日本の大手企業が被害に遭ったケースはほとんど表面化していませんが、海外では2019年頃から確認されています。

カプコンは、被害について大阪府警や専門機関と連携しつつ管理態勢の強化に努めていくとしていますが……。

11月24日、「ロックマン」海外版と「ストリートファイターII」シリーズの10作品が遊べる未発表のゲーム機の情報が流出しました。
サイバー攻撃とは関係なく、誤ってAmazonで公開してしまったとのことですが……、管理体制は大丈夫なんですよね?

ゲーム大手カプコンにサイバー攻撃、身代金をビットコインで要求か:報道 | CoinDesk Japan | コインデスク・ジャパン

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