PayPal開始1ヵ月で2割がビットコインを売買済み

決済大手のPayPalアメリカで仮想通貨の売買サービスを開始してから、もうすぐ1ヵ月になります。
みずほ証券アメリカ法人が行った調査によれば、PayPal利用者の20%が既にビットコイン(BTC)の売買を行なっており、65%が受付が開始すれば支払い用の通貨としてビットコインを利用すると答えています。
PayPalユーザー数は3億2500万人にも上りますから、影響力はすごく大きいですよね。

PayPal上では、ビットコインの他にもイーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)の3銘柄を取引できます。

ユーザーが仮想通貨で決済を行う場合、自動的に法定通貨へと変換される仕組みになっており、ユーザーが支払う必要のある仮想通貨の金額が自動的に計算して表示されます。
また、加盟店は法定通貨で支払いを受け取れます。
ただし、PayPalウォレットの仕組みは孤立した作りになっており、ユーザーは秘密鍵を持たず、他のウォレットへの移動もできません。
「新たな利用者が増えることは嬉しいが、ノンカストディアルな方法は、自分自身でカストディを行って自由に取引するという機会を制限する。」
~仮想通貨ウォレットBlockchain.com(ブロックチェーンドットコム) スミスCEO

「第三者が完全に保有しているお金を、所有していると見なしてはならない。」
~仮想通貨ウォレットTrezor(トレザー)開発ラボ

仮想通貨の原理主義者たちからは、PayPalは本質的な意味での仮想通貨の普及に貢献したいわけではない、という突き放した評価すらされています。

さて、PayPalは、仮想通貨の今後に何をもたらすのでしょうか?

PayPal利用者の2割がビットコイン売買済みと回答=みずほ証券調査
みずほ証券の米国法人は1日、米決済大手PayPalが提供する暗号資産(仮想通貨)売買サービスについて、ビットコイン(BTC)に関する独自調査の結果を発表した。...



『当コンテンツはICO研究室のサイトから情報の提供を受けています。更新情報がある場合がありますので、興味がある情報はICO研究室のサイトをご確認ください。https://bclj.info/