オーストラリアとシンガポールがブロックチェーンで貿易

オーストラリアとシンガポールブロックチェーンを使ってペーパーレスで貿易を行う取り組みを進めています。
貿易のシングルウィンドウ化(一元化)構想の一環です。

計画では、オーストラリア国境警備局(ABF)の政府間台帳と、シンガポール情報通信メディア開発庁(IMDA)のトレードトラスト(TradeTrust)プラットフォームの双方にまたがるデジタル認証プラットフォームの試験運用を行います。
テストの過程で得られた教訓は、オーストラリア商工会議所、オーストラリア産業グループ、オーストラリア・ニュージーランド銀行シンガポールの金融機関などが活用します。

この両国は、日本と共にWTO電子商取引有志国会合を立ち上げて、デジタル貿易や電子商取引(EC)のルール作りを推進してきました。
2国間では、デジタル貿易の障壁を減らすための枠組みと企業や消費者がデジタル化の恩恵を受けられる環境を築くために、今年(2020年)8月にデジタル経済協定(DEA)を締結しています。

デジタルの世界の取り組みは、国境をいとも簡単に越えてしまいますね。
もっとも、今回は国も税関も参画していますが……。

豪州とシンガポール、ブロックチェーンでペーパーレス貿易──試験運用を開始 | CoinDesk Japan | コインデスク・ジャパン

『当コンテンツはICO研究室のサイトから情報の提供を受けています。更新情報がある場合がありますので、興味がある情報はICO研究室のサイトをご確認ください。https://bclj.info/