ウクライナ政府がYouTube動画で仮想通貨教育

ウクライナ政府が、仮想通貨について国民を教育するためのレクチャー動画を作成しました。
デジタル改革省が行う教育プログラムの一環です。

YouTube上で閲覧可能な6~12分の8つのエピソードで構成されていて、全ての動画を見た視聴者は修了証明書を受け取ることもできます。
ビットコインの不変性や取引の検証可能性から始まり、イーサリアム、スマートコントラクト、分散型取引所など、仮想通貨の世界がさまざまな側面から説明されます。

ウクライナでは仮想通貨が活発に使用されており、ブロックチェーン分析企業Chainalysis(チェイナリシス)が2020年9月に発表した「日常的に最も仮想通貨の使用が進んでいる国」ランキングでは、世界154ヵ国中、首位を獲得しました。
調査は住民が金融活動の中で仮想通貨に割いている割合に焦点を当てたもので、2位がロシア、3位がベネズエラ、4位中国、5位ケニア、6位アメリカという結果でした。

大統領や閣僚も国家のデジタル化を推奨しており、仮想通貨マイニングにも肯定的です。
コロナ禍によるロックダウンによって余った電力でマイニングを行うことも提案されています。
もっとも、積極的な理由だけでなく、輸出入取引に関して複雑な規制がある、国内に株式市場がないなどの消極的な理由からも仮想通貨利用が促されているようですが……。

ウクライナ政府、国民向けの仮想通貨・ブロックチェーン教育コンテンツを公開

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