Xboxゲームをコストダウンへ、開発費用はAIにお任せ

ゲームで遊んでいる時に、気にすることではありませんが――
でも、価格や品揃えに影響する話ですよ。

ゲームが作られる時、ソフトウェア開発者・著者・作曲家・プロダクション関係者など、たくさんの人への支払いが発生します。
この管理に必要な時間と人手を減らせられれば開発コストは下がりますし、大きな財務部門を持たない規模のゲーム会社の新規参入にも繋がります。
しかし、毎月、数万件・数千億円単位になるロイヤリティ計算は、これまで多くがオフラインのデータソースを使用して手作業で行われてきました。

マイクロソフトMicrosoft)は、自社のゲーム機「Xbox」での開発の際の契約・支払い・照合を網羅する財務システムをブロックチェーン上で提供し、今後の新規契約に使用します。
ブロックチェーンプラットフォームで、クラウドサービス「Microsoft Azure(アジュール)」をベースにした人工知能(AI)を活用して契約書作成をデジタル化します。

ブロックチェーンを利用することで、データの可視性と決済の透明性を確保して契約の正しさを保証しています。
また、スマートコントラクトが組み込まれていることで、ほぼリアルタイムでのロイヤリティ計算を行えるようになり、これまで掛かっていた時間を99%短縮します。
99%って……、ほとんど丸ごとじゃないですか!

回り回ってXboxゲームユーザーにとっても利益に……ちゃんとなりますよね、マイクロソフトさん?

マイクロソフトとEYがブロックチェーン基盤のXboxゲーム用著作権・ロイヤリティ管理システムを本稼働 | TechCrunch Japan

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