仮想通貨「テザー」の疑惑が本当なら、市場が崩壊するかもしれない──信頼性を損なう“事件”が続発

テザー社が発行するUSDTはドルと等価交換としています。
わかりやすく書きますと1USDを預かり1USDTを発行することで、1USD = 1USDTの価値を担保していますので、USDTの発行量と同じUSドルを持ってないと詐欺になってしまいます。

テザー社の監査準備していた監査法人フリードマンLLPと関係を打ち切ったり、米商品先物取引委員会がテザーに召喚状を送ったことで、噂されているUSDTの発行量と同じだけのドルを持っていないのではないか、担保できないUSDTを大量に発行してビットコインを買っているのではないかという疑念が増してしまいました。

この疑念により、USDTを買ったユーザは不安になりドルに戻そうとし、ドルを用意するためにテザー社はビットコインを売る必要があり、ビットコインが暴落すると言われています。

ただ、これには別の懸案事項もあって、取引所のビットフィネックスとテザー社の経営陣が同じだったことで、取引所とグルだった疑惑もあり、業界全体の不信感にも繋がりそうな感じです。

 

日本ではコインチェックのNEM流出で取引所への不安感がありますが、テザー社の噂が本当であるなら、テザーショックになったりするのでしょうか・・。

そうならないことを願います。

 

 

https://wired.jp/2018/01/31/tethers-collapse/

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