シンガポール政府やカナダ中央銀行などの国営金融機関を顧客に持つ、分散型台帳技術(DLT)を開発するR3は、昨年SBIグループやバンクオブアメリカなどの金融機関からの出資で、約117億円資金調達に成功している企業だが、早ければ来年の初めには現金が底をつく可能性があるようです。
出費の大半が人件費、出張費、オフィスの維持費などに使われていることを考えると、過度の支出、質の悪い雇用施策、無能なビジネスモデル開発能力が原因のようです。
ブロックチェーン・プラットフォームの開発は競争が激しいため、エンジニアの確保に費用がかかったのかと思いましたがそれだけではないようですね。
R3は同業者であるリップル社との訴訟を抱えており、R3が勝訴すれば、リップル社から数千億円相当のXRPを受け取ることになりますので、財務状況が一気に改善する可能性もあるようです。
当時、かなり注目されたプロジェクトだけに今後の動向が気になります。
もし、倒産となると1300人ほどの人が開発している銀行向けDLTプラットフォーム「Corda」開発が、今後どうなってしまうのですかね。
https://coinchoice.net/r3s-reported-woes-ripple-expectation-of-success/
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