テザーがビットコインの価格に大きな影響を与えていた

今年、日本でもマイクロペイメント普及に向けて、円と連動するペッグ通貨が銀行系や金融機関等から発行されると思われますので、テザーの問題は今後起こりうる問題を研究するにおいてはいい事例と言えます。

今回、米テキサス州立大学のGriffin教授とShams教授が指摘しているビットコインの価格が下落するタイミングでテザーを発行し、価格の下落を下支えし、価格上昇時にビットコインを売却しドルを購入したとする研究結果は、日本でも起こる可能性があるかと思います。

もし、Griffin教授とShams教授の指摘が正しいとすれば、本来ペッグ通貨は発行数と同じだけの法定通貨保有してからテザーを発行しなければなりませんが、ドルと同じ価値のテザー通貨をドルの保有なしで発行したことになります。

一企業がドルの価値を持った仮想通貨を、発行できてしまう怖さが存在してしまいます。

https://btcnews.jp/2txs1uu116652/

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