Rippleがテキサス大学に2.2億円の出資。その他17の大学にも出資。

リップル社はブロックチェーンの研究と技術開発を大学と共同で行うことで、学生の学習意欲を満たすカリキュラム作成や幅広い理解とイノベーションを促すために、マサチューセッツ工科大学プリンストン、ハイデラバード、ルクセンブルクなどの有名大学の、ブロックチェーン学術研究に5年間で約55億円の出資をすることしていました。

それを受けてこの度リップル社は、テキサス大学に5年間で約2.2億円を、出資することを発表しました。

リップル社は昨年末に発表された内容によりますと、550億XRPを55のエスクローに分割されて保管され、2018年1月から毎月1日に10億XRPずつ55ヶ月にわたり解放します。月毎にロックアップが解除されたXRP流動性プロバイダーへの報酬などに利用されるとされています。

このロックアップ解除した資金の1部を充当するのでれば、5年間で約55億円の有名大学への出資は難しくなさそうですね。

リップル社の動向を戦略的な目で見てみますと、リップルコインといくつかのプロダクトサービスを分けたこと、送金に特化したこと、ロックアップ解除の資金の一部を大学への出資し、ブロックチェーン基盤技術でのイノベーション、アイデアを促すこと、新しいジャンルで起業し、そのジャンルである一定のポジションを獲得し成長していく過程は、見事な戦略でとても参考になるように思います。

http://virtual-coiner.info/news/ripple-investment/

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