アリババ、3秒で香港からフィリピンに送金!ブロックチェーンベースの送金技術

アリペイのアントファイナンシャル(アリババの子会社)は香港からフィリピンに3秒で送金できるブロックチェーン技術に成功したようです。

この技術による世界的インパクトは2つあります。
・3秒で送金できること
・お互いスマホがあれば送金できること

世界中で3秒で送金可能になった世界を想像した時、その通貨(今回はアリペイ香港版)の利便性は高く、世界中でその通貨の利用の需要があがり、マイクロペイメントにも低コストで導入されることを意味しています。

これはメッセンジアプリのユーザ導入と同じモデルで、受け取り側も使い始めるためシェア確保が早いと予測されます。

アントファイナンシャルは昨年末にフィリピンに進出していますが、香港には20万人の出稼ぎ労働者が自国への送金に使うようになりますので、一気に利用者を獲得できるのではないかと、ICO研究室では見ています。

 

また、スマホがあれば簡単に送金できてしまうため、銀行の預金口座によるビジネスモデルが崩れてしまうことになってしまいます。

銀行は預金口座を開設してもらうことで、企業への融資金額の確保、外国為替などでの資産運用資金の確保、利用者送金手数料である銀行の収益の柱に影響が出てくることが予測されます。

http://virtual-coiner.info/news/alibaba-soukin/

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