TokenSky TOKYO2018 初日現場レポート

会場に入った瞬間から中国語が免税店並みにガンガン飛び交っており、中国熱いです!
主催Token Skyが中国の会社であるから当然なのですが、改めて肌でひしひしと感じます。
スタッフも日本語通じない人多いのに中国語だとほぼOK。興奮して前のめり気味に見てきました。



2Fメインステージでの講演が始まる前に時間があったので、
まずはブースをチェック。
思っていたより少ない、と思ったらあとで地下にもあったことが判明。

ブースチェック
見ていたブースのほとんどは中国語対応してました。
ただプレゼンに長けている人が説明するという展示会というよりは、
ノリとしては大学の学園祭という雰囲気に近く、フレンドリーに色々聞けてしまう感じです。
「今週上場します!」
「まだ詳細は決まっていませんが・・・」
質問してもあまり的を得た答えが返って来ないことも多いのですが、
「今から頑張ります!」という熱が伝わってきました。

ブースに出店している内容はほんとうに様々ですが、

今IoTでほとんどの業界がネットに対応していることを考えると当たり前かもしれません。

チェックしたブース

COLOR BAY(彩貝)
簡単に言うとイラストレーションを販売するサイト。


これはブースで配られていた絵葉書。素敵です。

このようなイラストレーションがWebにたくさん並んでいるので

気に入った絵をクリックすると
デザイナーが0から描きあげていく過程を見ることができます。何気に感動。
それをブロックチェーンに記憶させることで
これがコピーではなくオリジナルということを保証できます、とのこと。

EARNET
アフィリエイト広告の報酬をより効率的にするためのプロジェクト。
まだまだ上場等は未定ですとのことでした。
基本今あるサービスをブロックチェーンに移管するので
ビジネスモデルは難しくないのでは、と素人的に考えるのですが、
すぐにリリースはされないそうです。

VLA VR
VRの機能をブロックチェーンと融合させてVRゲームのサービスを提供。
VR自体は中国で開発された技術で、カナダのブロックチェーンの会社と提携。
具体的なサービスについてもっと色々と話を聞いていたのですが、
そのあとVRデモ体験で映像に酔って気持ち悪くなり、内容をど忘れしました…ごめんなさい…

TOUREX

今年8月にカンボジアのCOINYEXに上場予定。BitCointとEthereumで購入可能。

なぜカンボジアか?
カンボジアは暗号通貨取引所を公認しようとしているとのことです。
前回のイベントでも1200ほどのwalletの登録があり、
イベントでもその場で登録してくれたら、リアルコインをプレゼントしていました。

日本のオフィスは渋谷だそうです。

GymChain
こちらも特に目新しいソリューションではないけれど、
「カロリーをキャッシュに変える」ということで
アプリを通して、GCCというトークンをもらえるそうです。

 

基調講演

2Fメインステージは、ウェルカムスピーチのほかは
日本語と中国語と講演が半々。

Xing Chunxiao 精華大学副院長 デジタルエコノミーを可能にするブロックチェーン


Yuan Dao ZOLブロックチェーン業界連合NPO


Zhu Xuejiao Kcash CEO

いずれも中国語で聞いたのですが、
Xing氏とYuan氏の話はハイレベル(レイヤが高い)の話で
すでにご存じの方は面白くないと思うのですが、
今後の経済のあり方が変わってくるというのがひしひしと感じられました。
中国は日本よりもキャッシュレス化が進んでますし、
政治的な対応が早いので、現地に住む人がこの話を聞くとリアリティがまた違うと思います。
こういう話をリアルで聞ける学生が
次のプラットフォームを作っていくのかな、と思うと楽しみが増えます。
Zhu氏のほうは実際のビジネスを動かされている方の話で
v3.0でEOSがきます、という話あたりはとても面白かったです。

野口悠紀雄 ブロックチェーンがどうやって世界を変える?
津田大介

日本語の講演は、分かりやすい解説で腑に落ちやすい内容でした。
特に津田氏の創世記のインターネットがなしえなかった夢を
ブロックチェーンで実現できるかもしれない、というところは
同じくワクワクしますね。

総括

今回フォーラムに参加して強く感じられたのは、
大事な情報は英語もしくは中国語がブロックチェーンや仮想通貨は必須ということ。
Webで情報として持ってはいましたが、目の当たりにして納得でした。
日本もっと頑張らないとどんどんおいて行かれるかな〜
自分たちの子ども世代には、興味をもって取り組んでほしい分野なので
まず自分たちが取り組んでみるのがよいですね。

近藤克紀氏(アソビノ創設者)の講演にもありましたが、
この分野において中国、アメリカがすでに圧倒的な存在感を持っています。
日本でも情報発信を増やして、教育に投資して人材を確保しないと不利になってしまいますね。
でも常に新しいステージが産まれているところでもあるので
まだまだどうなるかわからなそうです。
これからも着目し自らビジネスチャンスや投資を狙っていくのも楽しみだと感じます。

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