大手財務幹部の大半「ブロックチェーン技術は最優先ではない」KPMG調査|「強化されたスプレッドシート」との見方も

オランダの監査法人KPMGによる「ブロックチェーンへの理解、仮想通貨だけではない」と題したウエブキャストで実施された調査では、ほとんどの財務関係の幹部らはブロックチェーン技術の採用を検討していないようです。

調査結果によると、各企業の担当は日常業務においてなんらかのソリューションを求めています。

しかし、ブロックチェーン技術が最優先ではないとしているようです。

回答者の60%は、反復的な業務の自動化においてはブロックチェーン技術を利用したいと回答しています。

KPMGのデビット・ヤルチック氏によると、「ブロックチェーンは強化されたスプレッドシートのようなもので、ある一定の業務を自動化で、透明性、信頼性、スピードを強化でき、取引に関する情報のソースを単一化して提供できる」としています。

ブロックチェーンスプレッドシートのようなものというのは、違和感を感じる人も多いかと思います。

反復的な作業を自動化し、そのソースデータの単一化で提供できるという点は、ブロックチェーンの役割は大きく、インターネット誕生以来の重要なイノベーションと言える要因と言えそうですね。

https://jp.cointelegraph.com/news/blockchain-adoption-is-not-a-priority-for-finance-executives-kpmg-poll-shows

『当コンテンツはICO研究室のサイトから情報の提供を受けています。更新情報がある場合がありますので、興味がある情報はICO研究室のサイトをご確認ください。
https://www.ico-japan.com/