物流システムを回復させるブロックチェーン導入ツール

新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)によって、サプライチェーン(供給連鎖)も大きなダメージを受けました。
医薬品、医療品、食品を中心に、速やかな回復と危機への対応力が求められています。

世界経済フォーラム(WEF)は、サプライチェーンブロックチェーンを導入するためのツールキット「Blockchain Deployment Toolkit」を公開しました。
ツールは、データ保護やサイバーセキュリティ対策、法規制に対するコンプライアンス、税制など14のセクションで構成されています。
全体的なガイドラインとしての利用も、必要な箇所を選んでの利用もできる構成になっています。

公開のタイミングがCOVID-19の影響下にある今となりましたが、1年以上前から開発は行われていました。
世界銀行国連世界食糧計画(WFP)、日立など、50ヵ国の100以上の組織と協力し、40以上のプロジェクトを分析して作られています。

「COVID-19後」は、物流システムの効率性や信頼性の向上を目指す機会となるのでしょうかね。

サプライチェーンにブロックチェーン導入を 世界経済フォーラムがツールキットを公開
世界経済フォーラム(WEF)は28日、サプライチェーンブロックチェーンを導入する際に活用できるツールキット(Blockchain Deployment Toolkit)を公開した。 WEFは新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、サプライチェーン脆弱性が露呈したと説明。...



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