インフラ不足や規制があっても仮想通貨を求めるアフリカ

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これは、アフリカのジンバブエ共和国法定通貨だったジンバブエドル(ZWL)の2009年の年間インフレ率です(0は107個)。

アフリカは、世界の中でも仮想通貨保有比率が高い地域です。
前述のジンバブエほどではないにしても各国の法定通貨の信用が低く、海外の出稼ぎ労働者からの送金も多いことが、仮想通貨の需要に繋がっています。
先週には、P2P取引所のビットコイン(BTC)の出来高で、アフリカが南アメリカを上回りました。

しかしアフリカは、スマートフォンの普及やインターネット接続といったインフラが大幅に不足していて、6割の国が仮想通貨規制への立場を明確にしていません。
にも関わらず既に保有比率が高いということは、更なる採用の余地もかなり広いということですよね。

大手仮想通貨取引所バイナンス(Binance)のジャオ・チャンポンCEOは、アフリカ市場の開拓に積極的に取り組む考えを明らかにしています。
決済企業スクエア(Square)のドーシーCEO(TwitterのCEOでもある)も、新型コロナウイルスによる感染症(COVID-19)が広まっていなければ、アフリカに半年間、滞在する予定でした。

これからはアフリカが熱くなりそうですね。

 

仮想通貨に強気なアフリカ大陸、インフラや規制といった問題でも保有比率高く
仮想通貨(暗号資産)調査のアーケイン・リサーチが出した 最新レポート によれば、アフリカの国々は世界の中でも仮想通貨保有比率が高い状態だ。 南アフリカは、インターネットユーザーの13%が仮想通貨を保有もしくは使用しており、世界で第3位の保有比率となっている。...



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