暗号資産市場のステーブルコインは、だいたい安定通貨

国産の仮想通貨を活性化させる場として業者向けの古物市場を作った日本暗号資産市場株式会社が、今度はステーブルコイン「ICHIBAコイン(ICB)」の発行を予定しています。
ICHIBAコインは1ICB=1円で使用することができる無担保型のステーブルコインで、日本暗号資産市場の古物市場での支払いと仕入れに使われます。

これまでの前払式支払手段は、資金決済法で払い戻しが原則禁止されているためステーブルコインとして価値を維持することが困難でした。
しかしICBは、法的には暗号資産ではなく事業者用自家型前払式支払手段という通貨建資産となります。
そのため、1コイン=1円よりも安くなった場合には0.99円まで発行体が買い戻し、1コイン=1円よりも大幅に高くなった場合には1円で販売することで、「だいたい安定通貨」として機能します。
だいたい安定通貨、クスッとできるネーミングなので金融庁にも広めていきたい!
〜日本暗号資産市場 岡部代表取締役

自家発行型前払式支払手段は本来は事後届出制ですが、あらかじめ金融庁ともコミュニケーションを取りつつ、年内発行を目指しているようです。
このネーミングが金融庁に広まるかどうかは分かりませんが……。

日本暗号資産市場社が、ERC20規格のステーブルコイン「ICHIBAコイン(ICB)」発行
日本暗号資産市場株式会社は6月30日のプレスリリースで、イーサリアムブロックチェーンを使用したERC20 規格のステーブルコイン「ICHIBAコイン(ICB)」を発行予定であることを明らかにした 。…



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