野村がデジタル戦略としてアスパラガスのスープを販売

国内証券最大手の野村ホールディングスが、5万円でアスパラガスの絶品スープを社内販売しました。

これも立派なデジタル金融商品の実証実験です。
購入者は、野村と野村総合研究所NRI)が共同設立したBOOSTRY(ブーストリー)が開発したブロックチェーン上で発行された暗号化された会員権(トークン)を保有します。
スープの開発はこれから行われ、成功すれば無添加で質の高いアスパラガスのスープが入った段ボールが会員のもとに届きます。
プロジェクトの設計は、野村とアライドアーキテクツらが立ち上げたファンベースカンパニーが手掛けました。スープ開発に使用するアスパラガスの生産は、次世代農業支援会社・野村アグリプランニング&アドバイザリー(NAPA)が行います。

野村はこれまでデジタル証券やトークンの管理手法などの研究を進めながら、ブロックチェーンを活用するフィンテック企業への投資を拡大してきました。
その一環として、金融商品・会員権・サービス利用券などをトークン化して発行し、取引できるプラットフォーム「ibet」を開発しました。
「資産や価値を暗号化したトークンというものが、どれほど投資家や発行体企業によって受け入れられていくのか。トークンを流通させるシステムの構築にどれだけの時間が必要か。これから更なる開拓の1年、2年が続いていくのだろうと思う。」
野村ホールディングス・池田肇執行役員兼未来共創カンパニー長

絶品スープの完成は1年後です。
会員権は、7月14日時点でグループ社員49人が購入しています。

野村が絶品アスパラスープの開発権をデジタルに売る実験を始めた──投資とUXがつながる近未来 | CoinDesk Japan | コインデスク・ジャパン

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