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中国で2020年にブロックチェーンで発展した都市のランキングが発表され、北京・深セン・上海・杭州の4都市が上位に並びました。

このランキングは、「2020年中国国際サービス貿易交易会」の分科会で「ブロックチェーン都市イノベーション発展指数」として報告されたものです。
対象は中国にある83の都市・地域で、研究開発・産業の発展・社会的関心・政策の指標を通じてブロックチェーンを導入した都市としての発展状況に点数を付け、最終的にベスト50を打ち出しました。
指標ごとでは、北京が研究開発・産業の発展・社会的関心の3分野で首位に立ち、政策では重慶がトップになっています。
「1つの地域や都市に対し、ブロックチェーン産業の発展は現地の既存産業の高度化にエネルギーを付与するだけでなく、クラウドコンピューティング人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、ビッグデータなどの次世代情報技術と融合する過程で、大きなイノベーションをもたらすことができる。」
〜同済大学ブロックチェーン研究院・馮(フォン)院長

北京は今年(2020年)7月に、「ブロックチェーン都市構想」で今後2年間に実現させる行政サービスの140ページ以上にも及ぶ計画書を発表しています。
経済特区となって40年目の節目を迎えた深センは、デジタル人民元(DCEP)のテストの対象地域になっています。

報告を発表した馮院長は、「新技術と都市ごとの特徴を結びつけて発展推進のための参考や指針を提供し、持続的発展に新たな原動力をもたらしたい」とも述べており、都市同士を比べて競争させることで、今後のために既存産業の転換や高度化のモデルを探ろうとしているようです。

ブロックチェーン大国へと邁進する中国は他の国との競争が激化していますが、中国国内でその旗手たらんとする競争も厳しそうですね。

中国ブロックチェーン都市革新発展指数、北京・深セン・上海・杭州が上位に―中国メディア - ライブドアニュース
「2020年中国ブロックチェーン都市イノベーション発展指数」報告が、6日に2020年中国国際サービス貿易交易会で行われたグローバルフィンテックサミットのブロックチェーン分科会で発表された。...



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