開発時間5時間のツールがDeFiコミュニティで大反響

開発時間は、わずか5時間――。
中国にあるマイニングプールSparkpoolが今年(2020年)8月に公開したツール「GasNow」が、大きな話題となっています。

イーサリアム(ETH)のマイニングプールであるSparkpoolは、DeFi(分散型金融)が盛り上がり始めた6月頃に、取引のトランザクションにかかるガス代(ネットワーク手数料)の見積もりと、実際に使用されたガス代の間に大きなギャップがあることに気付きました。
ガス代がネックとなっているDeFiにおいて、これは大問題です。
そこで8月12日、より精度の高いガス代予測ツールの開発を始め、わずか5時間で完成しました。

マイニングプールであるSparkpoolは、世界中で承認待機中のトランザクションデータにアクセスすることができました。
既存のガス代計算ツールの多くは過去のデータに基づいて算出しますが、より新しい承認待ちデータから予測を行えるため、より実態に則した値を導き出すことができます。

イーサリアムの大型アップデートであるETH2.0は、当初予定の2020年1月から遅延し、来年1月になるともいわれています。
5時間とはいいませんが、もう少し早くできないものでしょうかね。

中国最大のイーサリアム採掘プールのガス代予測ツール「GasNow」が反響を呼ぶ

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