電力も集中から分散化へ、ブロックチェーン技術と自動車で

開始からわずか2ヵ月での方針転換――電気自動車会社テスラが、ビットコイン(BTC)での電気自動車購入への対応を一時停止しました。
マイニングに使用される電力のために、化石燃料による発電が行われて環境に負荷がかかることを理由としていますが……。

電気自動車と環境問題の関わりでは、ホンダ・トヨタBMWGMルノーなどが参加するブロックチェーン促進団体MOBI(モビ)が、電気自動車のエネルギーを電力網に繋げる共通規格を発表しています。
蓄電池は非常に高価であるため、風力や太陽光によって生成された再生可能エネルギーの貯蔵が大きな問題でした。
しかし、電気自動車の蓄電池はかなり容量があるため、昼間にソーラーパネルで発電したエネルギーを蓄電し、夜間の電気需要が伸びる時間帯に使用するといった使い方ができます。
「今日のエネルギー市場では巨大な発電所での集中的な発電から、より分散され不安定な発電への大規模な変遷が起きつつある。」
~Honda R&D Europe ケーベル上級プロジェクトエンジニア

エネルギーも集中から分散化へ――
年間2,000万台の電気自動車製造を目標とするテスラ社が、こういった活用方法にどういう姿勢を示すのかも気になります。

分散型電気自動車充電ネットワークの仕様を発表、ブロックチェーン活用のMOBI

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