米マイアミ、都市コイン発行開始1週間で1億円の収益

「マイアミは世界のビットコイン首都であるため、マイアミコインの人気は市の数百万ドル規模の収入源に直結し得る。」
~マイアミ市スアレズ市長

都市のコイン発行を目指すコミュニティープロジェクトCityCoinによって発行された「マイアミコイン」が、公開から1週間でアメリカのマイアミ市に1億円の収益をもたらしました。

マイアミコインは今年(2021年)8月4日に開始したプロジェクトで、収益の最大30%が市の収入源となる仕組みです。
都市にもたらされた収益は、政府の政策や市民投票の決定によってインフラの改善やイベントスタートアップの招致などに利用することができます。

マイアミコインは独自の「マイニング」システムを採用しており、仮想通貨スタックス(STX)をスマートコントラクトで送付した額を基に無作為でブロック報酬の勝者が決定します。
報酬として得たマイアミコインをステーキングすることで、スタックスやビットコイン(BTC)のイールドファーミング(投資手法の1つ)が可能で、マイアミコイン自体の取引所への上場も予定されています。

市長は発表時の取材で、市をブランディングすると同時に新たな資金調達手段となることに期待を寄せていました。
二兎を追う者は……といいますが、開始1週間で両方とも得ることができたようですね。

プロジェクトのクリエイターは、市民が都市をサポートしたいという気持ちは明らかで、以前は税金で都市を支援していた人々がアプリで関与をより活性化させつつある、とコメントしています。
これはマイアミ以外でも当てはまると思いますから、日本の都市でもやってみて欲しいですね。
マイアミに続いて、サンフランシスコ市も計画中のようですよ。

マイアミコイン開始1週間、同市に約1億円の収益

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