世界初、新法施行を前にエルサルバドル政府ビットコイン購入

中央アメリカにあるエルサルバドルは、政府がビットコイン(BTC)を購入したことを発表しました。
購入したビットコインは400BTC(22億円分)で、国による仮想通貨の保有は史上初です!

ブケレ大統領は、米ドルと並行してビットコイン法定通貨として認め、国民が決済で利用できるようにする「ビットコイン法」を推進してきました。
今年(2021年)6月に議会で可決されたことで、ビットコインが国の法定通貨となる初の事例になりました。
その後、店舗などが受け取ったビットコインをドルに換金するのに備えて政府自らが160億円規模のビットコイン信託を立ち上げています。

いよいよ現地時間の今日(9月7日)、「ビットコイン法」が施行されます。
これに備えて、エルサルバドル政府は200BTCを購入し、さらに200BTCを買い足しました。

とはいえ――ドルと並行して使用され、流通面の環境整備も万全とはいえませんので、法定通貨といっても誰もが普通に使うようにはならないんじゃないかと思います。

ただ、与える影響は小さくても、後で振り返れば仮想通貨の歴史の転換点として記念日になっているかも知れません。
11年前の5月22日に初めて仮想通貨が使われた「ビットコインピザの日Bitcoin Pizza Day)」のように――

世界初 エルサルバドル政府がビットコインを購入
エルサルバドルのナジブ・ブケレ大統領は7日、政府が初めて暗号資産(仮想通貨) ビットコイン(BTC) を購入したことを発表した。政府によるビットコインの購入は9月7日(現地時間)に『ビットコイン法』の施行に向けて実行されたもので、最初に購入したビットコインは、200BTC(約11億円)だという。なお、取得価格は明確ではない。...



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