仮想通貨ウォレットのパスワードを忘れて慌てる人と仕事人

パスワードを忘れられたビットコイン(BTC)のウォレットを救う仕事があります――

それを行う企業の1つ、Wallet Recovery Services(ウォレットリカバリーサービス)には、助けを求める人からのメールが1日に50〜70件届くそうです。
この会社では、AWS(アマゾンウェブサービス)上のリナックスノード上で稼働しているソフトで、顧客が使用した可能性のある数百万もの配列を試していく――ウォレットに対する総当たり攻撃――を行います。
多くの人が(不用意に)パスワードを再利用するためで、全く復元フレーズの手掛かりがない場合には「ビットコインを取り戻す方法はなく、誰かが取り戻せると言うならそれは詐欺である」と告げられるそうです。
相談者側も、一縷の望みを託すというよりは、取り戻せる見込みがないことを理解してつつもそれを再確認するために問い合わせる人が多いようですが……。

Wallet Recovery Servicesは成功した場合に保管されている資産の20%を報酬として受け取るとしており、その成功率は35%だそうです。
つまり、時間とリソースを費やしても双方が何も得られない確率は65%――やはりパスワードは忘れないようにしないといけませんね。

ソフトウェアに機能が追加されたことから5年前に試したウォレットを再度チェックするとパスワードが解けた、なんていうこともあったようで、その場合は想定外の長期保有によって価格も高騰しているとか。
それは羨ましいですね!

パスワードを忘れたウォレットを救うデイブの仕事 | coindesk JAPAN | コインデスク・ジャパン
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