3億円の世界初ツイートNFT、転売を試みられるも不調

豪語していたはずでは――?
「これはただのツイートではない。
モナリザの絵に並ぶ価値があることを数年後に皆、気付くだろう。」
〜落札した起業家 エスタビ氏

2021年3月、世界初のTwitter投稿のNFT(非代替性トークン)が3億円で落札されました。

1年後の2022年4月、そのNFTが落札者によって再びオークションに出品されました。
しかし入札する人が少なく、購入時の1/300も届かないようです。

ツイートTwitterと投稿主によって管理されるものであり、他人が所有しているという論理はおかしいという批判もありましたし、価値があると考える人が大幅に減ってしまったとも考えられます。
ただ、最初に売られた際には落札額の99%がアフリカ地域支援への寄付に充てられたのに対し、今回は50%をチャリティーに寄付するとしたことで、元をきっちり取ろうという姿勢が反感を買ったのも一因のようです。
「99%寄付すればいいのに。」
Twitter投稿主 ドーシー元CEO

美術品売買では、来歴が価値を決まることも多いといいます。
NFTも同様であることを図らずも証明したのかも知れません――価値を下げてしまうことで。

ドーシー氏の初ツイートNFT、60億円で出品──入札はわずか7件、最高3万5000円 | coindesk JAPAN | コインデスク・ジャパン
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