100度の猛暑でもマイニングは電力需要の調整弁に

暑いのは日本だけではありません。
アメリカのテキサス州の気温は、連日の100度超えです!
(華氏温度、摂氏だと37.8度。)

テキサスにある仮想通貨マイニング業者の多くは、操業を停止しています。
テキサス電気信頼性評議会(ERCOT)から住民と企業に対し、節電するよう呼び掛けがあったためです。
テキサス州の皆様を救済するため、同州にあるCore Scientific(コアサイエンティフィック)のASICサーバーは全て電源を落としました。」
〜マイニング業者Core Scientific社によるツイート

昨年(2021年)の冬の嵐の前例もあり、ERCOTが節約警告を出すと即応できる体制が多くのマイニング業者で整っているようです。
操業停止を柔軟に行いやすいマイニングで電力需要を調整することが、定着してきていますね。
いい方法だと思うのですが、日本だと――電気代などの条件的に難しいでしょうか。

なお、今年のテキサス州のエネルギーコストは風力発電太陽光発電の増産により軽減されているのですが、夏場の電力需要が伸びる時間帯は風が弱く、風力発電はあまり貢献してくれないようです。

テキサス州のマイニング業者、猛暑に見舞われ操業停止
テキサス州の多くの地域では、7月に華氏100度(摂氏37.8度)を超えている日が続いていることで、多くの仮想通貨マイニング業者は、州の電力需要が供給を上回る可能性から、操業を停止している。...



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