知的財産を担保にデジタル人民元ローン発行、有用性が拡大中

中国蘇州市にある張家港農業商業銀行が地元の製造企業に、知的財産を担保としたローンとしてデジタル人民元(e-CNY)で50万人民元(1,000万円相当)を発行しました。
融資はデジタルウォレットに直接、行われました。

中国政府はe-CNYの有用性を急速に拡大させています。
広州市では、従業員の住宅資金負担金を支払うことが可能になったほか、公共バスの乗車賃をQRコードをスキャンするだけで支払えるようになってます。
寧波市でも、地下鉄の乗車賃を支払うことができるようになっています。

e-CNYの試行プログラムも、色々なケースを試すようになってきましたね。
蘇州は人口1,100万人で寧波は人口340万人の大都市ですし、広州は周辺(深センなど)を含めると人口4,900万人ですから、テスト段階とはいえ、既に膨大な人数がe-CNYを使っていますね。

中国の銀行、知的財産を担保初にのデジタル人民元ローンを発行

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