試験段階だけどデジタル人民元の取引高が2兆円突破

中国の中央銀行デジタル通貨(CBDC)であるデジタル人民元(e-CNY)が、試験段階であるにもかかわらず取引高が1,000億元(2兆500億円)に達しました。
2019年12月のスタートから3年弱での達成です。

これまでの取引は3億6,000万件で、560万店以上の加盟店や一部の政府機関で法定通貨としての決済がサポートされています。
今後は、中国本土と香港の間のクロスボーダー決済のテストも開始されます。

とはいえ、先行する民間の決済事業者とは、比べ物にならないほど小規模です。
Alipay(アリペイ/支付宝)は、1年間で118兆元(2,400兆円)の決済を処理してますからね。

年間のキャッシュレス決済(大半はクレジットカード)総額が100兆円の日本の方が、CBDCの普及には有利かも知れませんよ。

デジタル人民元の取引高、1000億人民元(約2兆500億円)──取引高の伸びは低下:報道 | coindesk JAPAN | コインデスク・ジャパン

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