隣国情勢で加速、カザフスタンの仮想通貨と現金交換の法規制

国内法の改正、変換メカニズムの試験導入――中央アジアカザフスタンが、仮想通貨と現金(法定通貨テンゲ)との交換を合法化する準備を整えつつあります。

普及の後押しとなっているのは、隣国ロシアからの人口流入が増えてきたことです。
同様にロシアと接する黒海東岸のジョージアも状況は同じで、こちらも世界的な仮想通貨ハブになるために新しい仮想通貨規制の導入に動いています。
人口増加と経済発展の契機が外からやってきたわけですが、ヨーロッパではロシア人が仮想通貨を利用してお金にアクセスすることへの懸念も高まっており、実際に欧州連合(EU)ではロシアの国民と事業体がEUの仮想通貨ウォレットに資産を保有することへの禁止が計画されています。

昨年(2021年)には、同じく隣国である中国の政策の影響でマイニング業者の移転が相次ぎましたが、電力供給が不安定なこともあって、電力不足が深刻化してマイニング企業の電力使用を制限する施策を導入することになりました。

隣国の政策に度々左右されるのは辛いところですが、発展の余地が大きいからでもありますので、うまく機会を活かしてほしいですね。

……急に好機が訪れた場合に、今の日本だとどれだけ対応できるかも気になります。

カザフスタン、ロシア人が殺到する中、仮想通貨を合法化する準備が整う

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