ネット環境は変わる?スターリンク衛星通信が日本でも開始

アメリSpaceX(スペースX)の通信衛星サービス「Starlink(スターリンク)」が日本でも開始しました。
まずは東日本から北海道の一部までの範囲ですが、日本は43番目のサービス開始国となりました。

これまで衛星回線を利用する際には複雑な手続きと利用前の接続確認などが必要でしたが、Starlinkではスマホの案内に従ってアンテナを立てて電源を繋ぐだけで素人でも30分程度で接続できます。
日本の残りの地域でも年内にはサービスが開始される見込みですから、通信環境の整備が進みにくい地域――特に日本の場合だと離島や山上――で重宝しそうです。
価格は世界共通でスターターキットが499ドルで月額使用料が99ドルですので、円安が続くと厳しくなりますが……。

設置が容易なことは、2022年1月のトンガの噴火の影響を受けた周辺国への災害支援やロシアによる侵攻直後のウクライナでのサービス開始でも活かされており、今後も情報入手や決済に不可欠な通信インフラ確保に力を発揮しそうですね。

フィリピンは2022年内、インドネシア・マレーシアは2023年、インド・タイは認可待ちと、サービス開始予定の国は増えています。
また、高緯度帯に対応する衛星も増えており、サービス開始当初には利用できなかった北欧でも2023年から利用可能になります。

衛星通信「スターリンク」接続レポート アクセス試験不要でセットアップは30分(秋山文野) - 個人 - Yahoo!ニュース
2022年10月、米SpaceXが展開する低軌道通信衛星サービス「Starlinkスターリンク)」が日本でも通信サービスを開始した。スターリンク衛星は現在は3000機以上が地球を周回し、南北アメリカ、欧州を中心に世界43カ国で運用されている。...



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