ブリッジ通貨としての目的に作られたリップルが、ここまで大きくなるとは思いませんでした。
仮想通貨ではありますが、ビットコインのようにマイニングで発行されるものではなく、リップル社が流通していない残りの60%のリップルを保有し、リップル社は取引所にリップルを売却しています。
リップルの総発行数は1000億リップルなので、まだ600億リップルをリップル社が持っています。1リップル200円として12兆円の資産がリップル社があり、一晩に100円上がっていますので、一晩に6兆円も時価総額が上がった計算になりますね。
値上がりの原因は世界の主要銀行が送金に使うと発表しているので、送金するためにはそれだけ数のリップルが必要になるので需要が高くなると予測したのが要因なのでしょうかね。
リップルはブリッジ通貨に特化したため、分散台帳・分散システムなのですがブロックチェーンではありませんし、リップル社が保有しているリップルを売りに出すため、コントロール出来てしまいますので非中央集権的でもありません。
まあ、こういった仕組みのほうが公的を含め金融機関からみるとわかりやすく、予測対応が可能なため、受け入れやすいのかもしれませんね。
ちなみにTether(テザー)などのように、法定通貨と連動した仮想通貨がいくつかありますが、これらとリップルを使えば、ビットコインのような管理者が必要ないものを使う必要はありません。
世間はリーマンショックのような亡霊が好きだったりするのですかね。
おばけがでるぞ〜(笑)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-12-29/P1QMTF6K50XS01