岐阜発、メタバースでハンドメイド作家と縫製商品開発

衣料品を作る際に出る残反――多くが捨てられる生地を回収し、販売している企業が岐阜県美濃市にあります。
オンラインショップ「生地のM」を運営するほか、ハンドメイド作家らと組んで、障害者向けやペット用の服や小物を作ったりお直しを手掛けたりもしています。

その核になるのがメタバースに開かれたコミュニティー空間「M大」です。
ハンドメイド作家や趣味で縫製やデザインを行う主婦など350人の有料会員が参加しています。

ゲームのような画面でアバターを通して縫い方やパターンなどの情報交換をしたりeラーニングで縫製やお直しの技術・販売や財務のノウハウを学んだりしながら、募集される企画や発注にパートタイマーなどで加わります。
オンラインでの距離の近い交流の中から顧客のニーズを知ることもでき、障害を持つ子供向けの服の製造などのプロジェクトも生まれました。

会員同士で仕事を考え、直接、M大で商談することも認めています。
色々な事業が立ち上がっていけば付随するコンサルや物流などを請け負う形で会社の収益になるという考えからです。

目指しているのは、自律分散型組織(DAO)ですね。
企業に所属せずとも、デザイン力があれば3Dプリンターなどを駆使して商品にできる時代ですからね。

メタバースで商品開発、雇用も 生地小売りで岐阜・美濃市の企業が挑戦 | 岐阜新聞Web
捨てられる生地をハンドメイド作家らに販売している企業が岐阜県美濃市にある。地方の企業ながら顧客は全国に広がり、社員やパートナーはメキシコやブラジル、ドバイにも。...



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TOEIC認定証、紙は廃止しブロックチェーンでデジタル化

TOEICスコアの認定証が、ブロックチェーン技術でデジタル化されます。

大規模な検定試験におけるデジタル公式認定証の発行は日本初で、2023年4月実施のテスト結果から開始する予定です。
導入に先立ち、2023年11月のテスト結果からは紙の公式認定証は廃止で、デジタル公式認定証のみの発行となります。

登録したメールアドレスにデジタル公式認定証のURLが通知されるほか、ウェブサイトに会員ログインしても確認できるようになります。
なお、2023年11月以降も、有料で紙の公式認定証を入手することは可能です。

ブロックチェーン技術の導入で、スコアは改ざんできない形でデジタル化されます。
それにより、受験者からデジタル公式認定証を受け取る企業や学校は、オンラインで正確な情報を確認できるようになります。
企業応募時のスキル証明などの提出もオンラインのみで完結するようになり、利便性がグッと向上しますね。
対象テスト

  • TOEIC Listening & Reading公開テスト

  • TOEIC Speaking & Writing公開テスト

  • TOEIC Speaking公開テスト

  • TOEIC Bridge Listening & Reading公開テスト

  • TOEIC Bridge Speaking & Writing公開テスト



TOEICの公式認定証をブロックチェーン技術でデジタル化
日本でTOEIC Program(以下TOEIC)を実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(以下IIBC)は、TOEIC公開テストのOfficial Score Certificate(公式認定証)において、2023年4月の公開テストのテスト結果から...



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メタバースでの犯罪をインターポールが取り締まる

国際刑事警察機構(インターポール/ICPO)が、メタバースでの犯罪を取り締まる方法について検討中です。
さらに発展すれば、考えられる犯罪のリストは、子供に対する犯罪・データ窃盗・マネーロンダリング・金融詐欺・偽造・ランサムウェア・フィッシング・性的暴行・嫌がらせなど、潜在的に広がる。

犯罪者に利用される新しい技術やツールが出るなら、取り締まる側も適応する必要があります。
しかしメタバースの定義は曖昧であり、現実世界を完全に3Dで再現した世界というわけでもありませんから、犯罪の定義に課題を抱えています。
「犯罪と呼べるかどうか分からないような犯罪がある。
物理空間におけるこれらの犯罪の定義をメタバースで適用しようとすると、困難が伴う。」
〜インターポール オベロイ技術担当エグゼクティブディレクター

インターポール独自のメタバースINTERPOL Metaverse」を作ってトレーニングや仮想ミーティングを行ったりと、手探り状態で理解を深めている最中です。
そこまでするのは「マウスを1回クリックしただけだとしても、その証拠が他国のサーバの中にしかない」といったケースが出てくることが考えられるからです。
そのためにも、195ヵ国が加盟するインターポールの活動がより重要になるのですね。

メタバース内での犯罪、どう監視すべき? 国際刑事警察機構が検討中 | Gadget Gate
国際刑事警察機構ICPO/インターポール)は現在、メタバース内での犯罪を取り締まる方法について調査検討中であると、事務総長のJürgen Stock氏が述べている。...



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三菱UFJ信託などが日本酒トークンの発行を目指す

三菱UFJ信託銀行が主催するデジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)が、世界初の日本酒トークン発行を目指しています。

日本酒トークンは「トレーサブルNFT」として発行されます。
トレーサブルNFTとは、三菱UFJ信託銀行が開発したデジタルアセットの発行・管理基盤「Progmat(プログマ)」とSBIトレーサビリティが提供するトレーサビリティ基盤「SHIMENAWA(しめなわ)」を組み合わせ、現実社会における特定の商品(リアルアセット)に関する権利と明確に紐づけられたNFT(非代替性トークン)です。

ワインウイスキーなどと同じグローバル市場で勝負していくためには、日本酒が軽視してきた時間で醸成される厚みに関する価値基準を明確にすると共に、古酒や熟成酒に挑戦するための資金調達手段、日本酒ならではの新たな価値創造も必要になります。
2023年内の実現を目標とすると共に、日本酒以外への活用も目指します。

でも、なぜ日本酒なのでしょうか――?

利益分配が生じる資産だと、有価証券であるセキュリティトークン(デジタル証券)として金融商品取引法等の規制の対象となります。
その場合、届出書の作成や報告書による継続開示等が必要になりますが、対応に要するコストを賄えるのは一定規模以上の案件に限られます。
日本酒のような物理的な資産の所有権や利用権を表すだけのトークンであれば、セキュリティトークンではなくユーティリティトークン(つまりNFT)としてトークン化することも可能なのです。

コストの問題もなく取引安全性が担保され、物理的なアセット以上の流動性(入手や売買取引のし易さ)を手に入れることが可能になる小規模資産のトークン化は、大きな波及効果を生むかも知れません。

世界初「日本酒トークン」発行に向けた共同検討を開始:三菱UFJ信託とSBIトレーサビリティ | coindesk JAPAN | コインデスク・ジャパン
三菱UFJ信託銀行とSBIトレーサビリティ株式会社は1月31日、三菱UFJ信託銀行が主催する「デジタルアセット共創コンソーシアム(DCC)」において、個々の商品などとの明確な紐づけが可能で、「本物」であること明示できる「トレーサブルNFT」の基盤づくりと、...



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トルコ大地震被災者に仮想通貨をエアドロップ

大手仮想通貨取引所バイナンス(Binance)が、トルコ大地震の被災者にエアドロップを行います。

提出されている住所証明を利用して、地震の影響が大きかった10都市に住むユーザにバイナンスコイン(BNB)13,000円相当をエアドロップします。

慈善・寄付部門であるバイナンス・チャリティ財団も誰でも寄付ができる公開寄付アドレスを立ち上げています。
こちらは、アドレスに寄せられたバイナンスコイン・バイナンスドル(BUSD)ビットコイン(BTC)・イーサリアム(ETH)リップル(XRP)トルコリラに交換して認定されたNGOに渡されます。

送金に時間が掛からず現地のインフラの状況にも直接は影響されない仮想通貨は、危機発生時に活用されるケースが増えています。
ロシアの侵攻を受けたウクライナへの支援でも活用されています。

トルコ大地震被災者に仮想通貨で寄付 バイナンスや現地の歌手など
大手暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスは7日、トルコの大地震で被災したユーザーにバイナンスコイン(BNB)をエアドロップすると発表した。...



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ロンドンが仮想通貨ビジネスに適した都市1位、東京は圏外

世界で最も仮想通貨ビジネスに対応した都市はロンドン――。

イギリスの仮想通貨税務サービスRecap(リキャップ)が、仮想通貨・ブロックチェーンの導入環境が整っている世界の都市ランキングを公開しました。
生活水準・イベント開催数・業務従事者数・関連企業数・開発研究費・仮想通貨ATM数・キャピタルゲイン税率・保有率を指標としたランキング結果は、1位ロンドン、2位ドバイ、3位ニューヨーク、4位シンガポール、5位ロサンゼルスという結果でした。

日本の都市では札幌が13位、大阪が19位、名古屋が23位、静岡が31位、福岡が32位で、東京は圏外(51位以下)でした。

ロンドンでは2,173人が仮想通貨関連の仕事に従事しており、関連企業も808社あります。
昨年(2022年)10月に仮想通貨に積極的なスナク首相が就任し、市場の発展を推進するために税制の競争力を強化する方針を掲げ、仮想通貨を金融商品として規制する金融サービス・市場法の修正案が下院で可決されました。
現在は上院で法案を審議中です。

イギリスが国レベルで力を入れてきた効果が、首都ロンドンのランキングとして反映されているようですね。

仮想通貨領域をリードする世界の都市ランキング、首位は英ロンドン=Recap
英国の暗号資産(仮想通貨)税務関連サービス企業Recapは1月26日、仮想通貨・ブロックチェーンの導入環境が整っている世界の都市ランキングを公開した。...



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メタバースに温度変化をもたらす携帯エアコン登場

メタバースと連動するエアコンが発売されました。

「Pebble Feel」はUSBポートから電力を供給して動くデバイスです。
専用ネックバンドで首の後ろに引っ掛けて使い、高効率ペルチェ素子によって接触した部分から身体を温めたり冷やしたりできる「パーソナルエアコン」を謳っています。

メタバースプラットフォーム「VRChat」では、ワールドに専用のタグを設置することで動作を連動させることができます。
これにより、暖炉の近くに行くと暖かかったり水に浸かると冷たかったりと、メタバースの映像と連動した感覚を味わえます。
現時点では対応ワールドの数は限られているものの、制作者向けに無償で1ヵ月レンタルするキャンペーンを実施するほか、VRChat以外のメタバースプラットフォームへも対応を拡大する計画です。
温度の変化が没入感にどれだけ影響するのか気になりますね。

パーソナルエアコンですので、スマートフォンと接続して操作することで個人用のエアコンとしても使うこともできます。

メタバースと連動できるパーソナルエアコン「Pebble Feel」
Shiftallは、メタバースと連動可能なパーソナルエアコン「Pebble Feel」を発売する。予約開始は2月2日からで、価格は19,900円。第1弾は2月中に発送される。...



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